2006年03月03日

いざっ!高田馬場へ!! と渋谷へ

03032006.jpg渋谷PARCO劇場での「決闘!高田馬場」に行ってきました。 以前、野田秀樹氏の「野田版・研辰の討たれ」と蜷川幸雄氏の「十二夜」の歌舞伎観劇をしたとき、「あー、三谷幸喜の歌舞伎ってのも観てみたい~」と思ってた夢がかないましたわ。 歌舞伎座に比べると座席数も少ないし、三谷作品のチケット合戦は前回の「12人のやさしい日本人」じゃ破れているだけに「取れたらラッキー♪」な気持ちでいたら取れたのだった。 無心の境地ってーやつですかね?

三谷作品は好きだ。 映画もテレビも演劇も好んでみる。 途中、話の展開が見えず、それが続くとちょっとダレてきて眠くなって、後からトン・トン・トン・トーン!と話が繋がっていって最後にはたたみかけられ「うぉおおおお!」となるのがいつもの私のパターン。 今回もそんな感じだった。

時代劇をほとんど見なかった昔から考えればここ数年で、赤穂浪士くらいはわかるようになった進歩した私なので、名前は知っている(それだけでもエライ!と周りはほめてくれるが…だめかしら?)堀部安兵衛の独身時代の「高田馬場の決闘」がテーマのオリジナル歌舞伎。 これを機会に池波正太郎の堀部安兵衛が、ちと読みたくなったよ。

面白かったなあ♪ できればあと一回は観たいと思ったりもするが、すでにチケットは前売りで完売。 でも3月25日にWOWOWで生中継されるそうなので要チェックだわ。

PARCO劇場「決闘!高田馬場」特集URL

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2005年08月05日

WWRY煎餅を買って

先週3回目のWWRY観劇とあいなりました。 今回は小学校時代からの幼なじみと一緒、もともと始めてQUEENの音楽に触れたのは彼女の歳の離れたお姉さんからの影響だったのです。 お姉さんのLPを借りてフレディの声にうっとりする小学生・・・・・やっぱり当時から問題ありだよな@自分・・・・・うち音楽番組見させてもらえない家だったんですよ。 だから何が困ったかって当時の「ベストテン」等の歌番組の翌日は学校で話があわないってのが辛かった。 だからますます洋楽にはまっていったんですね。  最近親に聞いたら、歌番組を見させてくれなかった理由は別に教育だのそういうことではなく、単に両親が興味がないから他の番組が見たかっただけだったらしいです。 テレビが茶の間に1台しかない時代ですよなあ、そう考えると、きわどいシーンがでてきちゃう007をはじめとする洋画は当時からよく父と見ていました。 ジェームス・ボンドがボンドガールとよろしく始めてしまうと茶の間が凍る(--;) そういうことも多々でしたわ。

そろそろ終わりも近いので若干ネタバレ的感想をば・・・・(これから観劇予定のかたここから先は観劇後にお読みください。)

2回目に行った時からそうだったのですが、初日に観た時に違和感のあった部分の大半は修正されていました。 
まずはステージ上手と下手の電光掲示板にでる日本語訳のタイミング。 初日は単に訳を流していたという感じもあり、台詞と訳のタイミングが悪く、役者が台詞を言う前に訳のが先に出てしまい笑いのタイミングがずれてました。 映画でもよくあるズレでも舞台となると役者もやりづらいだろうねえ。と感じていたのが随分修正されていました。

あと、一番気になってた芝居中盤のしんみりする場面の変更。 ボヘミアン達が若くして亡くなってしまったミュージシャンを追悼する場面なのですが、バディ・ホリー、ジョン・レノン等々若くして亡くなったアーティストの名前の台詞の最後に「フレディ・・・」と言ってNO ONE BUT YOUを歌うところ。 QUEENのCDではFreddyの追悼歌ともなっているこの曲(私はこれでいつも涙ぐむくらいに寂しい歌)。 曲も泣けるし、芝居も泣ける場面なのに、ここの若くして亡くなったアーティストの中に日本版サービス(?)としてなのか、尾崎 豊とhideの名前を入れていたのです。 たぶん役者が日本人、またはそれに近い流暢さで演じる場合だったら観客もしんみりしたのでしょうが、ガイジン発音で「ユ・タァ・カ オ・ジャ・キィ」ってな感じでたどたどしく言われちゃって、おまけに字幕が役者が言うよりも早く表示されちゃうと、どーしても笑いがでてしまってたんですよ。 誤解しないでほしいのは別に観客は彼らの死について笑っているのではないってことです。 けれども、海外のミュージカルで日本のアーティストの名前がでちゃうのは、なんというか会場がざわついてしまっていたのです。 歌がはじまるとバックスクリーンに映し出される亡くなったアーティストの中には尾崎豊とhideのポートレイトはそのまま使用されていましたが、これだけなら会場はしんみりできるので、これでよかったなと思えたのでした。

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WWRY煎餅も買ってきました。 まだもったいなくて食べていません。

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2005年07月11日

歌舞伎なシェークスピア

07112005.jpgTwelfth Night

伯爵家の女主人オリヴィアに思いをよせるオーシーノ公爵。だが、兄を亡くした悲しみに暮れるオリヴィアを振り向かせることはできない。そのころ近くの海岸で難破船から救われたヴァイオラは、女性であることを隠し男装して公爵に仕えはじめる。やさしい公爵に恋心を抱くヴァイオラ。そんなことはつゆ知らず、公爵は恋の使者としてヴァイオラを遣わすが、オリヴィアはなんとそのヴァイオラに一目惚れてしまう…。ロマンスと笑いと風刺が絡み合う、シェイクスピア喜劇の代表作。

by Amazon.co.jp 「BOOK」データベースより

歌舞伎座にて「NINAGAWA十二夜」を観てまいりました。
本館の方に旅行記には書いてますが、去年シェークスピアの故郷であるストラトフォード・アポン・エイボンまで行っているのに「トラウマ・トラウマ、シェークスピアはトラウマ」とばかり本拠地のロイヤル・シェークスピア劇場での芝居は見なかったとんでもないヤツです。 でも、蜷川幸雄氏演出の歌舞伎版十二夜は興味があったのさ。 そんなわけで早々にチケットを購入しておりました。 役者さんは尾上菊五郎、菊之助を始めとする音羽屋一門です。
チケットを押さえた後にはシェークスピアの十二夜を読んで予習をして歌舞伎座へ。 なぜか実家の本棚には学生時代に読んだ原本のシェークスピアがあるものの、どーも現代英語じゃないのでなかなかページが進まず、おまけにあの苦労して単位を取った時代を思い出し(@トラウマ化)、さっくりと翻訳版の文庫本での予習さ(--)、読むだけマシだろ。。。。と。  でもおかげで、話がすーっと頭に入ってくるし、今回の舞台は日本となっているので配役名も日本名なのですが、シェークスピアの役名とちょっと被っていて面白かったのです。 こんな感じに日本語名になっておりました。

オーシーノ公爵 → 大篠左大臣
シザーリオ → 獅子丸
サー・アンドルー・エイギュチーク → 安藤英竹
マルヴォーリオ → 丸尾坊太夫
マライア → 麻阿
フェステ → 捨助

ってな具合。 台詞もシェークスピアでの予習が役にたつしで大正解でしたわー。  舞台デザイン&演出も海原の場面は本当に海のようだし、鏡をふんだんに使用しているのも素晴らしい効果を出していました。 男女の双子がおりなすコメディなので双子2役の菊之助さんの早代わりがすっばらしい♪ 同じく菊五郎氏も2役を演じています。
7月のみの公演ですが、興味のある方は歌舞伎座へ~(当日券でも早めに並べば入れるみたいです。) その際には是非シェークスピアの十二夜で予習されていくとますます楽しめますよ♪

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2005年07月08日

ジョン・レノンのミュージカル

NYブロードウェイで7月7日から始まる新しいミュージカル Lennon-The Musical。 ジョンレノンの生涯を綴るとかのミュージカルです。 昔ブロードウェイでバディ・ホリーを扱ったミュージカル「Buddy」を観たことがありますが、ステージで演奏するバディ・ホリーがミュージカルを観にきた観客をそのまま当時のコンサート会場に集まった観客のようにしての演出もあったりで楽しめたので、今回もそういう演出があるかしらー。 次回NYに行くときには是非観たい♪ NYの舞台はシビアなので、人気がないとなったらあっという間に終わってしまう、先週始まったと思ったのにもう終わりですか!なんて事もざらにあるからさっさとNYに行って観なくては!と思っております。 

でもオフィシャル・サイトのキャストを見ている限り、オノ・ヨーコさん役は日系人ではないのだな。 ちょっと残念だな。

(昔のことなので詳しくは覚えてないんだが)以前こんなことがありました。 ロングランになるミュージカル「ミス・サイゴン」のオリジナルキャストでアジア人とのハーフのポン引き役「ザック」を演じたのはロンドン公演でも同じ役を演じた俳優ジョナサン・プライスでした。 ロンドン公演の時は東洋人役ということもありメイクも東洋人風(つまりは目が細くて釣り上がり。。。のステレオタイプ、やだやだ)だったのだのですが、ブロードウェイ公演前に東洋人役を白人が演じるとはどういうこった!と演劇組合だか何かが大騒ぎをしまして、アメリカは組合(ユニオン)が非常に強い力を持っていることもあり随分とニュースになりました。 
それを知ったジョナサン・プライスと関係者側は「演じるのにその人種である必要があるかい!」と真っ向から戦って、ブロードウェイ公演での彼のメイクは東洋人を意識するようなメイクすらをもやめてしまったのでした。  実際このオリジナル・キャストが演じている間に劇場へ何度か通いましたが、全くもってその通り!顔なんて作らなくたって素晴らしい演技だったのでした。

でも、やっぱり私は日本人。 世界中の老若男女に共通で名前の知られている日本人の一人といえばオノ・ヨーコさんじゃないかしら? SONYがアメリカの会社だと信じて疑わないアメリカ人の子供(実話)ですらオノ・ヨーコは日本人と理解している。 東洋人がショービジネスに厳しいブロードウェイに出演するチャンスなんてなかなか巡ってはこない。 「ミス・サイゴン」でもジョナサン・プライスの降板後に東洋人が役を演じたこともあったので、今回もロングランになったら、オノ・ヨーコさんを演じる東洋人の女優さんが現れるかもしれないとちょっと期待しているのです。(^-^)

ミュージカル「Lennon」で演奏される曲
Mother
Look at Me
Money
Twist and Shout
Instant Karma
India, India
Real Love (Boys and Girls)
Oh My Love
Mind Games
The Ballad of John and Yoko
How Do You Sleep?
God
Give Peace a Chance
New York City
Power to the People
Woman Is the Nigger of the World
Attica State
Gimme Some Truth
I'm Losing You/I'm Moving On
I'm Stepping Out
I Don't Want to lose You
Whatever Gets You Through the Night
Woman
Beautiful Boy
Watching the Wheels
(Just Like) Starting Over
Grow Old with Me
Imagine

India, India" and "I Don't Want to Lose You" は個人的に録音されていただけで今までリリースされなかったジョンの曲、"Cookin' (in the Kitchen of Love)," は1978年にリンゴスターにより録音されたが、ジョンとしては絡んでいたなかったという楽曲のようです。

Lennon-The Musical

Posted by toto at 09:22 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2005年07月03日

こっそり追記 WWRY

WWRY
初日に行ったWWRY、1ヶ月を経ってその後どうなっていたか? 実はLIVE8の日にこっちにも行っておりました。 マチネでよかった♪
入りは当日券はでていたもののそこそこ満員でした。 ただ、初日の公演にてカーテンコール終了後もひたすら拍手をする観客に「バンドがいなくなっちゃたよ」といいつつアカペラでWWRYを熱唱してくれた主役のガリレオちゃん役は骨折してしまったとかで別の人に代わっておりました。 あいかわらず楽しんでそしてやっぱり生のバンドはよろしか~♪

お土産屋では新しく「WWRYせんべい」がありました。 おしょうゆせんぺいにWWRYの焼印いり、これには笑った。 こういうセンス、嫌いじゃありません(^^;)  どこへ行っても「土産は消え物」が常ですので、どうせなら皆でワイワイ騒いで笑いつつ食べることができるもの。 絶対に「だっさーい」と言われちゃうようなナントカ饅頭とか、アータラ羊羹とか、買うならそういうVIVAニッポン!的なものをみんなでワイワイ食べるのが好きです。 たぶん次回行く時にあったら買うでしょうな、WWRY饅頭とかでもいいわよ。(注:それはありません)
使い方(贈り方)間違えると「センスないわねー」とか本気で思われたりするので危険ですが、そういう人には贈りませんことよ、ほほほ♪ お蔭様で私のまわりにはそういう系を大喜びしてお茶うけにする方が多いので安心です。 ちなみにお煎餅の入っている缶にもWWRYの文字入り、これはその後の使い道がありそうです。

Posted by toto at 12:30 | Comments [0] | Trackbacks [1]
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