2008年10月31日

徒歩数いつもの10倍

秩父三十四ヵ所を歩く
―ゆっくり巡る日帰り8日間
(歩く旅シリーズ「古寺巡礼」) (単行本)

山と溪谷社

Happy Halloween☆

そんな10月31日。 朝っぱらの9時から秩父におりました。 子どもが各家々にお菓子をもらいに行くカトリックな子どもの祭のHalloweenの日、アタシは寺を巡ってきました。


秩父札所参りです。 し、渋いぜ自分…


昨年お知り合いになった方が秩父の方で、秩父って場所は日本百番観音に数えられている観音様の34体が秩父のお寺に点在しており巡礼としても有名だそうで、機会があれば遊びにきませんか?と誘われておったのです。  で、共通の知人2人との合計5人での札所参りとなりました。 札所めぐりなハイキングです。 といっても100キロもある巡礼の道のり。 とりあえず1番の寺から1日でいけるところまで歩いてみることにしました。 


あ、ちなみに、そのSさんご夫婦は特に信仰だの、うんぬんってのでお誘いしてくださったわけではなく、私もご存知の通り教会だろーが、神社仏閣だろーが、彫刻とか昔の建物が見たい!  そういうタイプでの行動です。

でも、やるからには納経(お参りして納札(名前を書いた紙を収める簡易型のほう。 本当は写経を収めるか般若心経をとなえるんだそう。)して朱印を頂きましょう、となりました。 格好は通常のハイキング仕様です。


10312008_2.jpgいや、歩いたよ。 寺から寺としては2キロ弱なんだけど、坂道とかは途中無口になって歩いたよ。 一番目の寺から二番目の寺の間が一番大変だった。 ずーっと坂道で息は上がるわ汗だくだわで…。 途中ご年配の夫婦に「がんばってねー」とか励まされ追い越される始末(--;) それでも朝10時から始めて(実はその前の1時間延々とSさんのお家のコタツで茶をよばれておったのだ…)納経できるのが午後5時までなので4時半までに周ったお寺は1から9までの計9寺。 紅葉にはちょっと早かったけれど、各お寺の龍のカゴ彫り彫刻とか、つるし飾りの猿とか観音様とか各お寺それぞれで楽しんだのでした。 昔の人の手先ってほんとに細かい! 感動よ!


先日「いい加減に歩きな! 新しいの買ったからこれあげるから。」ってMちゃんより貰ったおさがりの万歩計によれば、Door to Doorで36070歩 カロリー1067.3KCAL  20キロ弱歩いた模様。  うひょひょ。   毎日3000歩も歩けばたいしたもんだ!な日々だというのにえらいわあ。

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楽しかったし、なかなかの達成感を味わえたので今年中にもう1度秩父に行き、10番目のお寺からまた歩く予定です。 

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2008年10月28日

10年と21年

パスポートやっと作りました( ̄ー ̄)  

実は鼻の頭、結局ちょこっと痕になりました。 でも写真を撮りに行ったときには強力なファンデーションでカバー! 前日には友人のエステティシャンに「小顔フェイシャル」の実験台にしてもらったのでまー化粧ののりがよろしかったこと♪  なんとか10年間、後悔しないで所持できるパスポートとなりました。

痕はそのうち時間ができたら皮膚科の先生のとこいって液体窒素してもらうわー。


10282008.jpg今日はそろそろ来年の予定が5月くらいまでポチポチと入ってきたのでシステム手帳のリフィルを買いに東急ハンズへ。  
年代物なFILOFAX。 1988年から使っております。 重かったり汚くなったりで何度か他の手帳を試したりもしたことがありました。 でも使いやすさと手に触れたときの感触のよさというか、気持ちが落ち着くというか…で、結局は他の手帳や電子手帳などは数ヶ月しかもたないで戻ってしまうを繰り返し、使い倒して今回の2009年のリフィルで21年目。 


MACY'S(NYのデパート)で「手帳の分際でこの値段は一体?」と高くて延々に悩んでの購入でしたが、まさかここまで使いたおすとは自分も予想外です。  

今年からはもう一冊薄めのFILOFAXを購入し、住所録から何から何もまで書いてある厚い手帳は長期や海外にでかけるとき以外は家に置いておいて、通常は薄いFILOFAXに予定表だけ入れて使い分けています。

ちなみに88年の今日は一体何をしていたんだ?と見てみたら同級生の引越しを手伝っておりました。 

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2008年10月22日

うちにヘリポートはありません

高校の同級生からメール 題名「誰だテメェ?炸裂中」

添付写真には赤ら顔の我が担任  べらんめぇ口調の江戸っ子な恩師。 顔みるのは5年ぶりくらいか?在学中は非常に(異常に?)お世話になりました。

⊂( ・∀・)ヨッパライ ワケワカラン…そのまま放置…


今度は携帯がなって表示はメールを送ってきた友人。 「はいよー」と出たら電話口には恩師。 週の真ん中でになにしてんだね? 男ばっかり7人で恩師を囲んで飲んでいるそーな。 「7人のサムライだぁ~」 と先生絶叫。 先生酔っ払いすぎです。

「どこにいるんだ? 東京? そこのマンションにヘリポートあるだろ? いまからヘリ飛ばしてやってこい~! こっちはどこにでもヘリ着陸できるぞ!」  たしかにその辺は着陸しても問題なかろ…昔よりは街になっちゃたけれど。 (私たちが寮生活していたころはいるのは猿か?うちの学校の生徒か?ってくらいな隔離された場所でありました)

先生…そして愛すべき同級生のアンタら… 飲みすぎです… そこは遠すぎます。車飛ばしたって今からじゃ間に合いません。

ま、元気でなにより。  アタシもな。   ありがとう。


WE LOVE ヘキサゴン
リミテッドエディション
(完全限定生産盤) [CD+DVD]

本日発売。 もらったんだが、まぁ買ってもいいかなとか思っていたのでチト嬉しかった。
今日電話くれた私のSWEET16な(>をいっ!)ロックだパンクだしか聴かない時代を知っている同級生達が聞いたらぶっとぶだろうなあ。 27歳くらいから苦手だったオペラや、クラシック、絶対にありえなかった日本の歌謡曲なんぞも突然スーッと、本当にスーッと聴けるようになった。 いまじゃ演歌のリサイタルすら行けちゃう雑食ざますよ。 嫌いとか苦手が少なくなるってのはいーこってす。 (どーしてもいまだにダメな音楽も実はある…)

あ、リミテッドエディションだけ曲間にMC入りなのでラジオっぽくて面白かったのでした。 つるのさんのラジオがまた聞きたい(笑)

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2008年10月21日

てっきり改築くらいと思っていた

この1~2年話題にはチラホラ聞いていた話だったけれど、とうとう決まったかあ。 真四角の普通のビルとか…どこの宇宙から落ちてきた?って近代的すぎるビルとか…そんなのになるのは嫌だなあ。 ホテルとかでも旧館!ってのと一緒の気持ち。  あのバリアフリー皆無で、階段はお年寄りには辛いだろうし、座席も狭くて足が辛いとかいろいろありますが解体は寂しい。

歌舞伎座解体へ、「さよなら公演」は来年1月から

歌舞伎の殿堂として長く親しまれた歌舞伎座(東京都中央区銀座)が、老朽化などで2010年4月の興行を最後に解体される。
松竹が20日、建て替えのスケジュールを発表した。約3年の解体工事を経て、新劇場が入居する複合ビルに生まれ変わる。
歌舞伎座は1925年に現在の桃山風建築として開場。戦災を経て、51年に再開した。同社の安孫子正専務によると、物資の乏しい時代に建築したために耐震性に不安がある上、古い建物ゆえに体の不自由な客が利用しにくいなどの問題があったという。
解体に伴い、来年1月から2010年4月までを「歌舞伎座さよなら公演」と銘打ち、人気役者による人気演目を連続上演する。
松竹は、13年と見込む新劇場の開場まで、主に新橋演舞場(同所)で歌舞伎興行を行うほか、京都・南座などの地方公演を増やすなどして減収分を補い、経営的に乗り切る考えだ。
歌舞伎座は国の登録文化財だが、文化庁によると、届け出によって解体できるという。

2008年10月20日19時47分 読売新聞



10212008.jpgすでに来年の観たい演目(噂含む)は「発売になったら一緒によろしく!」ってお願いしているのだけれど、2010年4月まで通う日々になるかもだよ。 来年は金比羅(こんぴら歌舞伎)も行きたいと思っているところだしなあ。  「歌舞伎積み立て」始めます…






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2008年10月20日

大晦日でない幸子

10202008.jpg
ぜんぜんパソコンにさわらないこのところ、ご無沙汰ちゃんです。 今クールのテレビドラマは興味深いのが多いし、その後に夜中は(西・英・伊中心に)欧州蹴球三昧。  寒くなってきたので押入れから大好き羽布団も登場し、それにヌクヌクくるまりながらの秋の夜長にテレビ鑑賞はたまらん!  とかしているとますますPCに向わないのよ。 



友人が関係してる『小林幸子特別公演』に行ってきました。 場所は明治座。 コマ劇場での松平健の時に匹敵する観客層の平均年齢を下げられる数少ないチャンスです。  会場を見渡すと「自分って若い」と誤解します。 小林幸子さんったら芸能生活45周年とのことで、これでも「私はまだまだだのう…」と思えます。 
今回共通の友人たちが公演期間中にチラホラ観劇しています。 時間が合わなくて一緒の観劇は諦めましたが、いつもはパンクだ、空手だ、パン作りだ、ヒップホップだ、オペラだ、蹴球だ!と見事に趣味がバラバラなのにみなさん小林幸子マジックにかかって感動してしまっておるのです。 私もその中に1人で、見事に泣き笑いをしてエライ楽しんできました。  


第一部はお芝居『魔術の女王 天勝物語』明治-大正にマジックでアメリカやヨーロッパまで活躍したというマジシャンの物語 (この時代にそういう人がいたってことにも驚きよ。)
第二部は『華麗なる幸子の世界』  もう…いうことありません。 強力です。 エスカルゴ幸子(巨大かたつむりに乗る幸子)です。  ど派手な演出の歌謡ショー。 紅白の衣装も見ることできて「あらあ、テレビでもすごかったけど、生でみると本当にすっごいのねぇ~」と隣でしゃべくるオバちゃんたちに激しく同意です。  そして歌うまい! こういう感想って失礼きわまりないと思いつつ、生歌なのにあまりにも上手で歌う姿にくぎづけでした。


友人が関係しているこういう機会でもなけりゃ一生公演を観にいったりはしないステージで、なんだか楽しい時間が過ごせて儲けもの♪な気分でした。  

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2008年10月10日

貧血とジョット

10102008.jpgドックは終わったばかりですが、今回は術後1年検査。  しょっぱなに血液をとられすぎで軽く貧血チックになり、その後の検査中にどんどん具合が悪くなり、休診の先生の診察室のベットを占領しました。 ああ、恥ずかしい。 

超音波室の暗い部屋で先生に「ダメだ! ますます調子悪い~」って降参告白したところ、「待っててね! 休める部屋探してもらうわ! いま車椅子もってくるから!」ってことに。 さすがに「自分で歩きます!」と頑張りましたが、その後ベット横になってから1時間は記憶ないくらいに寝てしまった模様。  がっ!と目が覚めた時は一瞬どこにいるのかすらわかりませんでしたが、その後は元気復活。  検査も事務の方が全部変更してくださったので1時間半遅れで全部周れました。 よかった、よかった。 


ま、元気になったからいいか、と、予定通りその後に損保ジャパン東郷青児美術館での『ジョットとその遺産展~ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画~』」に向います。

ジョット・ディ・ボンドーネは13~14世紀にイタリア全土で活躍した画家。西洋史上初めて繊細な感情と立体的な肉体を備えた崇高な人間像を描き、西洋絵画の流れを大きく変えたといわれる。ルネサンスの幕を開けた人物の一人として、レオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、ミケランジェロ、マティスなど後世の芸術家に多大な影響を与え続けた。ジョットの最初期の作品(壁画)が残るサン・フランチェスコ聖堂は世界遺産に指定されている。

同展は、現存する数少ないジョット作品から日本でほとんど見ることのできなかった「聖母子」「嘆きの聖母」「殉教助祭聖人」など4点を招来し、代表的な聖堂壁画の写真パネルとともに展示する。併せて同時代~15世紀初めの作家約20人の作品も同時展示。「盛期ルネサンスへの礎となった時代の美術を紹介する貴重な機会」(同展広報担当者)という。

新宿経済新聞

ジョット好きです。  この人を授業で知ってから「宗教画ってすごい!」となり、印象派からイタリアンルネサンスに興味が移り、今までスルーしていた美術館の宗教画コーナーに入り浸るようになり、仕舞にはフィレンツェに送り込まれ宗教画三昧、目からウロコな日々。


ま、もう前世紀のことだから忘れたことのが多いけれど、そんな時代があったのですなあ。


でも日本でこのあたりの展覧会をするなんて一般受けはしないのに勇気あるなあと思ったりもする。 でもありがとうございました。  なんだか絵を見ていたらスーッと気持ちがよくなりました。  決して貧血ぎみだからじゃない…と思いますですよ。

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2008年10月08日

昨日今日の出来事

10082008.jpgえー、また付き指しました。 理由不明です。 過去ログ探したら以前も同じ指ですなあ。  で、またハーゲンダッツのスプーンで固定です。
今回はうちになかったので、わざわざコンビニにハーゲンダッツ買いに行ってスプーンもらいました。


昨日、スペイン在住英国人で、通常「愛国心」とか「右ウイング」とかそういうたぐいから程遠い私ですら、

「アンタ! どこのお堀の石崩してんのよ! そこはインペリアルパレスなのよ!」


と、噴飯ものの行動をとっていたオッサンがおりましたが、その頃私と友人はそのすぐ近くにて昼間っからランチビールを飲みつつスペアリブ食べて、「うー、ランチはバファローウイングがないのか…」などとカロリー計算度外視しつつまったり過ごしておったのでした。


もしもレストランを早めにでて全裸の外国人に遭遇したら( ゚д゚)ポカーンでしたでしょうなあ。  それか説教!  

英国のサイトのニュースも見てみましたが、警察で事情徴収受けたあと釈放されたものの、英国大使館が保護した模様。  メンタル的な問題もあるようで、カウンセリングを受けるという以外はプライバシーのため報道なしだそうです。  最後に付け加えるように「今月チャールズ皇太子夫妻の日本訪問があり皇居にて天皇皇后陛下を表敬訪問するニュースと同じ日に配信されたニュースです。」 って書き方がなんともエゲレス的でよろしかったです。 


そして本日は韓国街にてこれまた「どんだけ食べるんだ?」ってくらいに韓国料理を堪能です。  昨日の今日だから焼肉はなし! エライ!


でも食べすぎ…さすがに反省。

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2008年10月03日

渋いオヤジたち

GROWING UP “1983-1989”
織田哲郎

え~、本日も「会えるといいなあ」な方たちお二人とあうことができました。 
10ヶ月前くらいのライブの指定席でお隣さんだったお二人です。 
最初AさんとBさんが、人でごったがえしおまけに暗いライブ会場の外で偶然会って一緒に会場内へ。  で、その10分後に今回は自由席の会場にて偶然ひとつだけ空いていた彼女たちの隣の席の前で私がひょっこり「ここ空いてますか~」とのん気に問いかけたのでした。 それもいつもの私だったらどう考えても行かない方向へ行ったら会えたというなんたる偶然なんだか必然なんだか… 


目があった途端「ええええええ~っ」っと叫び、周りはキョトン?な歓び按配。


一期一会な気分でその場を楽しみ、連絡先すら聞かないでお別れしたお二人でしたので(というかお名前すらも曖昧でした)10ヶ月ぶりに会ったというのに顔は覚えていても名前で呼べるわけでもなく、「あの時の! そうだよねっ! ね、そうでしょ!」って手に手をとって大喜び。  

ソールドアウトで観客ぎっしりの会場ですよ。 「うわー鳥肌たったぁ~」と言い合い、今回はしっかり連絡先を交換しあった3人でした。 
 

私にとっての「男前祭2日目」は織田哲郎であります。
今回のライブ、83年から89年に演奏していた曲だけで構成されており、それも当時のメンバーでのライブでありました。 3枚組のご自身が選曲した当時だけのベストアルバムもでたばかりです。 もちろんCD持ってますが買いました、ええ、買わんでかっ!

しかしながらアタクシこのころは既に日本にはおりません。 海の向こうにて聞いていた日本の音楽でありました。 友人にテープで送ってもらうとか、NYに行ったときに紀伊国屋にてものすごーく高くなっている日本のCDやテープを考えて考えて買っていました。 1ドル250円とかだった頃だし、NYはまだまだ怖かったし、ものすごく大切にして聴いていただけに思い入れのある楽曲多しです。 なので今回『ロックな織田哲郎』ライブは始めてであります。  


ひゃー楽しかった。 曲って当時を思い出すから頭の中もぐるぐると回転。 
  
ステージの楽しそうに演奏するオヤジたちが素晴らしい。 またこういうのも定期的にしてもらいたいなあ。
DVD化されることを期待します。 

Posted by toto at 23:49 | Comments [0]

2008年10月02日

歌舞伎マラソン

10022008.jpgかっこいいよのう、仁左衛門さん♪

本日朝から晩まで浅草です。  平成中村座の公演です。  しかも場所は浅草寺境内!
境内といってもさすがに裏のほうではありますが(通常は大型バスの駐車場らしい)ちゃんと芝居小屋をつくっての公演です。

今回の中村座公演、先月の赤坂での公演に引き続き観劇予定はなかったのです。 いつもの出会ったころはお互い制服姿もういういしいロック小娘→今は歌舞伎フリークな友人Hちゃんから前々から公演の話を(たぶん今年の頭か去年末)聞いていても「ほー、それはそれは♪ おもしろそうだね」と答えたものの聞き流しぎみでした。   がっ!、10月公演には仁左衛門さんがご出演とわかった途端に手のひら返して、チケットとってもらってHちゃんと初日っからの観劇です。 それも昼公演(11時~15時)と夜公演(16時半~21時すぎ)ぶっつづけです。 浅草寺歌舞伎マラソンです!  ちなみに私は歌舞伎座ですらぶっつづけの歌舞伎マラソンはしたこたありません。 腰痛くなるし、集中力持続時間は猫より短い… それなのに「仁左衛門さん」で「忠臣蔵」(仮名手本忠臣蔵)で、いつもと違った「芝居小屋」で…となんだかわからないけれど、面白そう( ̄ー ̄)となってチケットをとってもらったのでした。  (しかし今回の歌舞伎、ちょっと「お高め設定」でしたので、少しお財布具合が…(--;))


11時開演ですが、Hちゃんから「集合9時ね!」ってメールがきたから「はいよ!」って9時(笑) うおう!平日のこの時間!久しぶりの通勤ラッシュ体験。   おまけに寝不足に今日のピーカン秋晴れの太陽はキツイもんがあるよ~ ってことで朝8時半というのにサングラス装着…怪しさ満載で仲見世を闊歩して境内へ。  お参りしたあと待ち合わせ場所へと向かいます。
10022008_2.jpg彼女のお目当ては一番太鼓っていう昔から中村座の芝居小屋の初日だけ登場する大太鼓だったそうです。(写真)  
「あれ?言わなかったっけ?」とHちゃん。
「ええ…( ̄- ̄;)」と私。


会場では靴を脱ぎ、手渡されたビニール袋にいれて中に入ります。 
内部の写真は撮ってはだめだったので写真はありませんが、一階は畳の上に背もたれ付きの座椅子とお座布団、後ろのほうは味のある木製の長いすにお座布団。  2階もそんな感じの長いすでした。 まわりは真っ赤なちょうちんで囲まれ、天井の真ん中にはNYの公演でも観たでっかい「中村座」の名前のはいったちょうちん。  江戸時代の芝居小屋の雰囲気の再現だそうです。  うん、いい感じ。



お芝居は仁左衛門さんの大星由良之助(忠臣蔵の大石倉之助)が素敵! かっこええ! と、目がハートでありました。  いつも上のほうの席ばかりなので、小さい芝居小屋でこんなに前(前から3列目)だったから、仁左衛門さん、勘三郎さんはじめ役者さんの歌舞伎座では観ているこっちに伝わる迫力はすざまじいものがあります。  ひさしぶりの贅沢な日でした。


10月の公演は忠臣蔵でもいろいろな配役や組み合わせパターンがあり、トータル4番組もあるので友人Hちゃんはじめ本当のご贔屓さんは嬉しいだろうけれど大変ね。 11月は同じ芝居小屋にて「法界坊」です。 NYやベルリンでも上演され、評判になった番組です。  1日だけNYバージョン、途中英語で台詞があり、があります。   せっかくの英語の台詞、外国人サンにきてもらいたいですなあ。 私はNYで観てきましたので今回は11月の公演は行かない予定です。 



余談ですが、浅草寺境内で偶然に知人に会いました。 私結構そういうことがあります。  「元気かなー」ってその人のことを思いだしたりして数日のうちにメールしてみるかな、とか思ったりすると、数日のうちにばったり会ったり、向こうからメールがきたりします。 昨日も「なにしてるかなあ」とふと思った学生時代のルームメートが10ヶ月くらいぶりにメールがあったりしたばっかりで、今日は「元気かなー」っ思った人に…最後に会ったのは2年前のNY(その時も偶然)ですよ…あらびっくり。 彼女がもしも男性だったら(変な日本語だな)「これは運命♪」とかときめいてしまうところです。( ・∀・)

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