2005年04月08日

昼から延々歌舞伎な日

04082005.jpg

もふっ♪(意味不明) 今日から4日間無理やり全てお休み。 携帯も切るし家の電話もジャックぬいてやる。 ぐははは、電報でもこない限り連絡とれませんわ~っ!

というわけで実に3ヶ月ぶりに”何もしない”を一番の喜びとする私の4連休が始まりました。 初日は先月に引き続き「中村勘九郎改め十八代中村勘三郎襲名披露四月大歌舞伎」に行ってきました。 あいかわらず口上みたさで、口上のある夜の部のチケットを押さえましたが昼の部の「京鹿の子娘道成寺」は観たい。。。。と 幕見のチケットを購入するために昼から当日券売り場へと並びました。 夜の部を一緒に観るOチャンは徹夜仕事だったというのに「アタシも見たい~」と一緒に昼から観劇することに♪

初夏といってもいい程のお天気のよさ、おまけに道成寺は華やかということもありすでに一見幕は行列、外国人の姿がいつになく多いのも道成寺だからなのでしょうか?すでに私達のあたりでは立ち見が決定的らしい。 しかし、今日を逃したらいつ来られるかもわからないから立ち見でも観る事にします。 
やっぱり道成寺は華やかですな、何度も衣装がかわるし、美しい。 歌舞伎をそんなに知っているわけでのないので勘三郎さんの女形ってあまりピンと来なかったのですが、非常に燐とした素敵な白拍子を演じられていました。 どんどんヘビになっていく顔つきが迫力もの。  能でも日本舞踊でも好きな演目な道成寺ですが、通常よくみるタイプは最後は鐘の上に乗って終わるのです。 が、今回はその後の「押戻し」(白ヘビになった白拍子の花子を怪力の持ち主大館左馬五郎が舞台まで下ろすところだそうだ)まであってこれまた珍しいものを見せてもらった気分です。 大館左馬五郎役の市川団十郎さんの元気な姿も見られて満足満足。 でも立ち見ってのはやはり辛いもんがあったな。
その後一旦歌舞伎座を後にし、築地のお寿司屋さんで遅いブランチ。 

夜の部も3部とも素晴らしかった。 先月は出演していなかった海老蔵さんも演じられていて満足満足。 とーちゃんの団十郎氏が迫力ある役で出演されていることもあって結構控えめの天皇からの勅旨の役での登場でしたが、その分口上もあったからいいのだ。  あいかわらずイヤホンガイドがないとついていけないわけだが、お気に入りの解説者小山さんのはやっぱりタメになる。 夜の部の最終演目、籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ-漢字って難しいよな。)の解説をされていたのだが、一瞬見失ってしまうような表情や舞台など小山氏の解説があるから観劇が2倍楽しめる。 そのうちイヤホンガイドに頼らないで観劇できる日がくるのかなあ。 当分は頼りにしようと思います。

Posted by toto at 2005年04月08日 21:31
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nekoten.com/mt/mt-tb.cgi/815

コメント
コメントしてください




保存しますか?