2004年06月08日

OD2 in English

ついフラリと入ってCDを見ていた後に入口近くにあったこれ(踊る大捜査線2・レインボーブリッジを閉鎖せよ)を買ってしまいました。 劇場でも観てるのにね。 観ているから買うってのが正しいか。 劇場まで足を運んでいない映画って逆にレンタルする方が多いです。
   
DVDが楽なのはくるくる・くるくると巻き戻しをしなくてもいい事、そして特典でメイキングとかが入っているわけで一枚で2度も3度も楽しめるってことですね。 字幕(日本語と英語)がついているのも有り難い。

このごろ夜中をすぎる帰宅の毎日で、テレビのボリュームは最小にして字幕で見ているのでした。 鉄筋コンクリートだし、隣の音なぞホトンド聞こえないようなマンションですが、向かいのヤカマシイおばさんがマンション管理会社に「窓が開いてる部屋からの夜中のテレビゲームがうるさい」と苦情をした模様なんでゲームもしないし、窓を開けてもいない私も気をつけないといかんのです。  このオバハン、このマンションが建設中からいろいろ文句を言っていたようだし、マンション地下の駐車場に猫が雨宿りにきても糞尿がどーだとかいうわ、ベランダで布団のホコリを落としているだけでも(決して布団たたきなどを使わないで手でパンパンするだけでも)ペットの毛が舞う!だのと言っているので要注意であります。 今のところ私の心当たりなことはないけれど、夜中に帰ってくるのは見ているだろうからさ、ちと怖いんですわ。

話が遠くなっていきましたが、くるくる巻き戻しして本題へ。 字幕の設定を英語にしてみて思ったことです。 以下若干のネタバレにもなりますんでこれから観る方は今は読まないか、ご了承の上お読みください。

「(絵に描いたようなアットホームな家族って)ホームドラマに出てきそうな家族ってこと?」は「テレビCMにでてくるような家族ってこと?(Like in a TV commercial.)」になっていました。
そういわれりゃ絵に描いたような家族ってのは今のホームドラマにはあまりない。 ドラマは「恋した・別れた」とああでもない、こうでもないとバタバタしてるものが多いですから絵に描いたような家族なんてのは思い浮かばない。 USのドラマも「別れた・恋した・相手は実は問題ありだった!」が多い。 そして思い出せば海外は「アットホームな家族(または恋人同士や親子)」がでてくるCMってのが多いなあ。 映画スターやスポーツ選手等々の有名人がでてくるCMってのがほとんどないから、そうなるとアットホームな家族が企業イメージとして大活躍なわけです。 CM制作費だって安くてすむしね。

「洋ナシは用なしの意味じゃないのか?」も洋ナシがリンゴに代わって字幕になっていました。 bad apple、腐ったリンゴという言い方なら西洋でも充分通用します。 「東北弁」がdeep southになってるのも大笑い。 南部英語って慣れないとなかなか聞きづらいものがあります。

「笑点やってんじゃないんだ。」が「クロスワードパズルやってんじゃないんだ」あたりも翻訳者が何にすればいいかなーと悩んだだろうな、と想像して笑ってしまう。

日本語を直訳してしまうと絶対に外国人には意味不明になってしまう部分ってのがでてきます。 その逆もしかりでハリウッド映画でアメリカではヒットしても日本じゃ全然ヒットしないものも多い。 シニカルなジョークは社会風刺から生まれるので国としての国民レベルの内輪ウケにすぎません。 関係ない国の国民には全然意味が通じない。 といって字幕には何字以内という人間が瞬時に読めるだけの文字数しか入れられないからダラダラと説明もできない。 そうなると翻訳者のセンスが頼りになる。 もうこの人の字幕は歴史物とかは素晴らしいけど若者映画はなんとかならんかね?って思う場合もあったりして。。。。
日本映画の英語字幕ってのも面白いもんだな。といつもの逆バターンで楽しんでます。 

そんなことで感心していたのに「彼ら全員リストラされたサラリーマンだ」をなぜThey're all down-sized salarymen. と訳したのかがわからん。
サラリーマンはもともと和製英語です。 最初の一回だけであとはworkersになっていたので、なぜ最初だけは salarymenとしたのか?businessmenのがよかったのでは? 海外でもそれだけメジャーな言葉になったのかサラリーマン? 何か意図があるのでしょうか? 知ってる人がいたら是非教えてください。 

インターナショナルバージョンとしてのBayside Shakedown 2も今回同時発売されてます。 こっちも見てみたいけどこちらは「劇場では観ていない法則」に則ってレンタルまで待ちますか。 毎度のボヤキですが、レンタル屋が遠いってのが難点なところに住んでいます。 

でも、いまふっと思ったがUSのDVDリージョンコードは日本と違うんだが海外でも発売するのかな? やっぱりどこの国のDVDでも関係なく再生のできるマルチリージョン・リージョンフリーDVDプレーヤーが便利ですな。 そして、再生のみといえど安くなったよなあとしみじみ思うのでした。 

Posted by toto at 2004年06月08日 23:18
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nekoten.com/mt/mt-tb.cgi/716

トラックバック

quest bars from quest bars
se a vida e: movie アーカイブ [続きを読む]

Tracked on 2014年07月24日 18:15

quest bars from quest bars
se a vida e: movie アーカイブ [続きを読む]

Tracked on 2014年07月24日 18:21
コメント
コメントしてください




保存しますか?