2008年02月05日

そんな時代もあったね っと

02052008.jpg時間を無理やりねじり込み映画の時間!として『アメリカン・ギャングスター』を観にいそいそと映画館へ♪ 出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウにキウェテル・イジョフォーで、舞台がNYだから無理やりでもよろしい!と自分勝手に決定。 
 






STORY
1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。

で、感想…

事実は小説より奇なり ってこういうことなんだね。 逮捕後のハーレムの影のボス・ルーカスと刑事ロバーツのその後の物語は「へー」と思わずつぶやきそうになった。  
そして警察組織の汚職は「ああ、そうでしたねえ。」って変な懐かしさも感じてしまった。 


私が渡米したのはこの映画の時代よりは後だけれど、それでも80年代前半辺りのNYの警察官にはどーしようもなくて、どーにもこーにも一般市民を人間不信にしちまうくらいの警官の話は何度か聞いた。 幸い私が体験したわけではないが、知人の話を聞くとブルーになった。  特に他州からVISITORとして遊びに来てるからますます「なんだかねえ」と思ったものだった。

でも、実際のところ私はそういうNYも好きだった。 今回の映画の舞台になっているハーレムなんて怖くて近寄れません!と思ってたし、ミッドタウンでも行動範囲がとっても狭かった80年前半…

今のNYもそりゃ好きだが、あの時代を少しでも知っている自分がある意味幸せだなあ…と思う。  色々と人生勉強になったことが多い。 体験したり目撃したりお知り合いになったりで、悲しかったり、呆然としたり、楽しかったり、そりゃいろいろと…。  


映画の中でいつもはエゲレス・アクセントのキウェテル・イジョフォーが話す南部訛りの米語に「をををを!!」と感動したりするおまけもあって得をした気分。 役者さんってのはやっぱりすごい。 家に帰ってきて知ったのだが、上映時間が157分だった。 2時間37分! 全然そんなに長いと感じない映画でした。
 
でもR-15が続いてるからそろそろラブコメとかほのぼの系を観たいな。

Posted by toto at 2008年02月05日 22:47
コメント
コメントしてください




保存しますか?