2005年06月26日

ボクハ・オンガクカ

Minimum-Maximum
[LIVE] [FROM US IMPORT]
Kraftwerk
ボクハ・オンガクカ・デンタク・カタテニ・・・・ 
のDentaku - Shibuya Axでのライブも入っております。

買っちゃいましたわ。
クラフトワークの初のライブ版、2枚組で2000円を切るお値段ってのは魅力的でした。

彼らの赤いシャツに黒いネクタイのレコードジャケット「人間解体」が発売された時はいろんな意味で記憶にあります。 アルバムタイトルもインパクトがありましたが、当時購入していた音楽雑誌(ミュージックライフか音楽専科、でもどっちにあったのかまでは覚えていない)に書かれていた音楽評論家の意見がすっごく辛辣だったのです。 こんなレコードだして聴く人いるのか?金の無駄etc、etc、とにかくクソミソ・・・・・幼心ですら「ここまで書かれちゃうクラフトワークって一体?」と気の毒にすら思えたものです。 しかし毎月の小遣いでレコード一枚買うのすら難しい、レンタルレコード屋なんてないし、ましてやインターネットなぞ想像もできないジュラ紀時代の子供には「どんなに酷いのか聞いてみたい」なんてー余裕はありませんでした。 あ、ジュラ紀は嘘だよ、今調べたら1978年のリリースだったよ、昭和53年だそうな。


音楽の好き嫌いなんて嗜好の一環ですから、たとえ人が「この音楽はいい!」と絶賛しても、別の人にとっては「音の暴力」でしかない場合もしかりです。 ギター、ギュンギュンかき鳴らすのがダメな人もいりゃ、歯医者でかかっているような海の音がダメな人だっている。 だから「この人(グループ)のよさがわからないなんて!」とか言われても解らんものは解らん!でリスナーはいぃーんです! 
プロがお金もらって書いている場合は好きだの嫌いだのを書いたら終わりでしょう。 淡々とそのアーティストについて、また楽曲について述べればよいのに、といっても曲を文字で表すという作業は難しいのも(少しは)理解できます。 当時の音楽評論家ってのは「神様」まではいかなくても「オレ様」ではあったのでセールスにも影響はあったでしょうなあ。 しかし評論家が何を言おう が、他人がどう思おうが自分が信じていりゃいいではないの。 とりあえず私は勧められたなら聴いてみる、それで発見もあったら面白いもの♪な欲張り根性で生きております。 


「人間解体」を聞いたのはそれから随分たってからでした。 日本じゃYMOの登場でテクノブームになったころ、FMか何かで聞いたのだと思います。 そして「なんだ、あの時随分酷いことかかれていたけれど、そんなことないじゃないの。」と思ったのでした。


購入したのはUS版(リンクのamazonのもUS版です) CD屋にはドイツ版、UK版もあり、曲目が若干違うようでしたが、なんたってUS版はCCCDじゃないとCD屋の説明があったのが決め手♪ ドイツ版、UK版はCCCDだそうですので、そのあたりを気にする人はご注意ください。

Posted by toto at 2005年06月26日 23:10
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コメント

こんにちわ。
大賛成ですね。
評論家って最もあてにならなかったりしますね。不思議です。

でも、ご指摘通り、今は昔に比べて
確かに評論家の影響力は減った気がします。

Posted by tokizou at 2005年06月30日 11:52

>tokizouさん
いつもコメントありがとうございます。
当時は音楽雑誌とFMくらいしか情報源がなかったですよねぇ。 テレビはなぜかNHKがそういう番組時々放送してくれたのが未だに謎です(笑) 視聴者が老若男女の地上波でKISSの公演放送。。。お怒りの電話が殺到したとかもつい最近知りました。 
今じゃ情報源がネットもあるし知ろうとすれば色々なソースがありますから影響力も薄くなってきたのかもしれないですね。よいことです♪

Posted by toto at 2005年07月01日 08:11
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