2004年07月02日

Colossus of Rhodes

準決勝の2試合、まとめてメモです。 

◇ポルトガルVSオランダ◇

ポルトガル、オランダを破り初の決勝進出

ポルトガルがオランダを2-1で破り、史上初めてのユーロ(欧州選手権)決勝の舞台へと駒を進めた。ホームのポルトガルは非常に良い戦いぶりを見せ、C・ロナウドとマニシェがゴール。精彩を欠いたオランダはアンドラーデのオウンゴールによる1得点のみにとどまった。決勝でポルトガルと対戦するのは、7月1日夜(現地時間)にポルトのドラゴン・スタジアムで行われるチェコ対ギリシャ戦の勝者となる。

スポーツニュース - 7月1日(木)10時37分 全文

試合最初の20分程寝坊してしまいました。目覚ましをガツン!と止めてなんだか幸せな夢を見ていました。 なんという失態。 
さすがに昨日はお酒入っちゃったからなー、と寝たままテレビのリモコンをON、まだ0-0だったのでちょっとだけ安心。 そして目覚めのお茶でも沸かそうと起きあがった途端にポルトガルがシュートを決めました。 危うく見逃すところでした。 最後の最後にオウンゴールで一点与えてしまったものの、とうとう決勝に進んだポルトガル、いままでの中で一番調子がよかったように感じました。

◇ギリシアVsチェコ◇

サッカー=決勝進出のギリシャ監督「本物の奇跡だ」

サッカー欧州選手権の準決勝でチェコを破り、初の決勝進出を決めたギリシャ代表のオットー・レーハーゲル監督は、奇跡だとしてその喜びを語った。
同監督は試合後の記者会見で、「おとぎ話は続いている。信じられない。本物の奇跡だ」と語った。
決勝でポルトガルと対戦することについて、「我々は開幕戦でポルトガルに勝利した。彼らにとっては、借りを返すよいチャンス。しかし、我々は失うものはなにもない」と、ひそかな自信も見せた。

スポーツニュース - 7月2日(金)15時24分

もう、なんか憑いているとしか思えなーい! 勝利の女神改め、UZO女神が絶対にいるような試合。
この日はしっかり試合開始前に起きて、目覚めのコーヒー入れて、朝食だか夜食だかわからない食事を作って、スタンバイOKで見ていたのですが、途中ずーっと0-0だったものでウトウトしてしまったりもしていたのです。 選手もあいわからず顔と名前が一致しない、チェコのキャプテン・ネドベドが怪我で退場してからというもの、ますます知っている選手がおらん(笑) まー、主審がコッリーナさんってのが眠気ざましになってくれている延々とゴールポストが揺れそうで揺れない0-0。    
延長に入ってしまって延長前半もそろそろ終わり~、ああ、このまま延々に後半も0-0でPKかねー? と気を抜いた瞬間にギリシアのコーナーキックからの鮮やかなヘディングシュートで決まり!。 シルバーゴール方式としてここまで劇的な勝利ってなかなか見られません。

鳥肌がたちました。最後の最後で目がバッチリと覚めた試合でした。

こうなるとさー、本国ギリシアのみなさんの感動を知りたくなるわけで。。。。探してみたら結構簡単に見つかりましたよ。

greece.jpg http://www.sport.gr/

最後のステリオス・ギアンナコポウロスのヘディングで勝利する場面の写真なので、視覚にはこの記事だと理解できます。 しかし、今度こそは本当に全然読めない┐(  ̄ー ̄)┌ 
韓国語やアラビア語もそうだけど、私にとって「記号にしか見えない文字」というのは食わず嫌い的な苦手なものがあります。 どこの国でも文字なんて記号って言っちゃえば記号なんですが、ABC系アルファベットや漢字で書いてあれば「なんとなーく」理解する道が開けるものの(時々は正反対の解釈をして勘違いすることもあるけれど)、知らない文字がウニウニ・ウニウニ羅列されているとページ全体が「アート・オブジェ」にしか見えません。 

それでも翻訳サイト(ギリシア→英語)に頼りつつちょっとだけ読んでみた。

彼らが驚きをもたらしてくる!
8回の驚き(予選かな?)からここまで来た。 ロードス島の巨像(*)と共に驚愕がここまでやってきた。
105分にチャリステアスからのヘッドがギリシアを欧州選手権決勝へと勝ちあげた。 私たちは勝利がわが国に来ることを信じている。 彼らは今までの5試合の偉業を6試合目にも達成するのだ。

(*紀元前3世紀にロードス湾の入口に建っていたギリシア神話ヘリオス(4頭の馬の引く戦車で毎日空を走っている太陽神)の青銅巨像、世界の七不思議のひとつとされている))

ソフトに頼りっぱなしで単語が訳されない部分も多々の為、「誰と?」とか「どこが?」が多い訳でした。 意訳ともいえない誤訳ですが、それでもこんな感じと思われます(責任とれませんぜ)。 でもColossus of Rhodes(ロードス島の巨像)とあったので、ギリシア神話は本国でも使うのね~と、UZO女神説を一人唱える私はちょっと嬉しい(^-^)

ポルトガルVSギリシアの試合で始まった欧州選手権の幕が引かれる最後の試合もこの2国の戦いとなるなんてドラマティックです。 
開催国を盛り上げるためのこけら落とし試合、「人身御供」的なギリシアがここまでやるとはポルトガルどころかギリシアの国民だって思っていなかったでしょう。 某解説者が「いや、僕はそんな気がしてたんですよー」と言ってたが初戦で「信じられないことですよ!」と言っていたじゃん!とつっこみたい。

始めての大舞台で優勝目前まできたギリシア。 欧州選手権での優勝を何度も逃し、念願の開催国での優勝が目前のポルトガル。 最後の最後まで楽しませてくれる大会だわ♪です。

Posted by toto at 2004年07月02日 19:38
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